神奈川の大型遊撃手のケガで大慌て…裏でプロ球団が暗躍?

公開日: 更新日:

 各地区の代替大会が佳境に入り、オレたちスカウトは大忙し。8月10日から行われる甲子園の交流試合に出るのは、たったの32校。8月下旬からプロ志望の高校生を対象にしたトライアウトがあるにはあるが、甲子園に出ない高校生を実戦でチェックできるのは、実質的に各地区の代替大会が最後になるからだ。

■代替大会もチェックできない

 ただでさえ我々がチェックする機会が少ないのに、その代替大会すら見ることができない神奈川の担当スカウトなんて悲惨だね。8月1日から大会が始まるから、それまでに選手を評価しなきゃならないハメに。いまが盛りの練習試合で何とか選手の実力を見極めようとウの目タカの目だったのに、それすらできなくなったケースがあるってんだから。

 ウチも含めた各球団のお目当ては走攻守三拍子そろった大型遊撃手。練習試合を見ようと複数のスカウトが学校のグラウンドに集まったのに、当日、ドタキャン。ふくらはぎの肉離れで欠場することになったからネット裏は大騒ぎさ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因