野手登板に巨人OB賛否分裂 原“傲慢采配”を呼んだ真の問題

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 巨人原辰徳監督(62)の采配が波紋を広げている。6日の阪神戦で0―11と大量リードを許した八回に野手の増田大輝(27)をマウンドに送り、「最善策。6連戦中であそこをフォローアップする投手はいない。(5番手で7失点の)堀岡(隼人)を投げさせることの方がはるかに失礼」と意図を説明した。

 これに巨人の監督経験もある堀内恒夫氏が噛み付いた。自身のブログで「これはやっちゃいけない。巨人軍はそんなチームじゃない。こんなことして相手のチームはどう思うだろうか。馬鹿にされてるとは思わないだろうか」と痛烈批判。そこへ、巨人OBで元メジャーリーガーの上原浩治氏がツイッターで「何がダメなんでしょうか? 巨人だからやってはダメ??他球団ならオッケー?? そっちの方がおかしいと思いますが…」と反論。米大リーグ・カブスのダルビッシュ有も「大敗しているときは全然ありです」とツイッターで原監督の采配を擁護するなど、OBの間で賛否両論がヒートアップしているのだ。

 巨人OBで元投手コーチの中村稔氏(評論家)は「私が投手コーチだった頃、現役の原が『中村さん、投げさせてください』とよくブルペンに入って投球練習をしていたものです。一種の気分転換でしたが、もしかしたら、あの頃から野手の登板を考えていたのかもしれませんね。今回の采配は『当然』『傲慢』と意見が分かれるでしょうが……」とこう続ける。

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