ジョコ全米OP失格の代償「危険行為」でイメージ悪化に拍車

公開日: 更新日:

 グランドスラム通算17度の優勝を誇る王者がとんだ失態を演じた。

 テニスの全米オープン男子シングルス4回戦で世界ランキング1位(第1シード)のノバク・ジョコビッチ(33=セルビア)が失格処分を科されたのだ。

 ジョコビッチは第1セットを5―6とリードされたところで、コート後方の壁に向かって打ったボールが女性線審の首を直撃。故意でないのは明らかだったが、大会関係者を交えて数分間、協議した結果、「グランドスラム・ルール」に定められた「危険行為」に当たると判断され、今大会の失格が宣告された。

■賞金2650万円没収、獲得ポイント無効に罰金636万円

 同ルールにより、ジョコビッチは今大会の4回戦で獲得したポイント(計225)が無効になり、賞金25万ドル(約2650万円)は没収された。さらに、全米オープン主催者から危険な行為に対して1万㌦(約106万円)、全選手に課された試合後の記者会見を拒否したことに7500㌦(約80万円)の罰金をそれぞれ科された。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ