大坂なおみ2年ぶり全米制覇に立ちはだかる“もう一つの敵”

公開日: 更新日:

 2年ぶりの全米制覇に向けて好調をキープしているのが大坂なおみ(22=世界ランク9位)。

 日本時間3日に行われた全米オープンテニス女子シングルス2回戦でカミラ・ジョルジ(イタリア)に6―1、6―2でストレート勝ち。「(ツアー再開後)最もいいプレーができたと思う。特にサーブが良かった」と自画自賛だ。

 この日は第1シードのプリスコバ(チェコ・同3位)が敗れてライバルはひとり消えたが、さらなる敵が忍び寄っているという。

「コロナですよ」と現地特派員のひとりがこう続ける。

「今回は空港と宿舎と会場をひとくくりにして選手を封じ込めるコロナ対策を取っているが、有効とは思えない。というのも選手に用意された2つの宿舎のうち、ひとつは一般の人々も使用、結婚式などでさまざまな人が出入りしているといいますからね。つまり封じ込めるといっても実質的に水漏れしているのです」

 もうひとつはコロナで陽性反応を示して男子シングルスを棄権したブノワ・ペール(フランス)と濃厚接触した複数の選手が今大会に出場していることだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因