大坂2年ぶり全米制覇へ好発進…2ndサーブ改良で攻撃力UP

公開日: 更新日:

「相手の土居は勢いがある。かなり早い時期に米国入りし、大会にかける気持ちも強かった。人種差別への抗議を続け、騒動の渦中にある大坂には付け入るスキがあると思ったのでしょう。積極的に攻めるテニスを展開した。大坂にしてみれば同じ日本人相手でやりにくかったでしょうけど、土居以上に攻撃的で粘り強かった。今回の全米は期待できると思いますね」

 こう言うのはスポーツライターの武田薫氏。

 日本時間1日、全米オープンテニス女子シングルス1回戦で土居美咲(29=世界ランク81位)を2―1で下した大坂なおみ(22=同9位)に関してだ。

 大坂は先のウエスタン&サザンオープンで左太ももを痛め、決勝戦を棄権。本人は「試合中に少し痛みが出た。(2回戦は)1日空くので状態が戻ればいいと思う」と話したが、「土居にかなり振り回されていましたけど、棄権は何だったのかと言いたくなるほど動けていた。ケガの心配はないと思う」とは武田氏だ。

 大坂はフィセッテ新コーチのもと、セカンドサーブを改良。安定したセカンドサーブを打てるようになった結果、ファーストサーブから思い切って攻められるようになった。これまで以上に攻撃的なテニスができるようになったのだ。

「圧巻は第2セットでした。結果としてこのセットは落としましたが、2―5から3ゲーム連取で5―5までいった。この爆発力は評価していいと思う。難しい初戦で攻め切ることができた。抗議行動の影響で大坂自身が精神的ダメージを受けるとか、この日の土居のように相手がこれまで以上に大坂に対して攻撃的なテニスを仕掛けてきたときが心配ですが、今回は相手関係にも恵まれています。大坂は優勝を狙えると思う」(武田氏)

 今回の全米オープンには世界ランク10位以内のうち、6人が出場していない。ひと皮むけて、相手関係にも恵まれた大坂が2年ぶりに全米を制する可能性は十分ある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網