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春日良一五輪アナリスト

長野県出身。上智大学哲学科卒。1978年に日本体育協会に入る。89年に新生JOCに移り、IOC渉外担当に。90年長野五輪招致委員会に出向、招致活動に関わる。95年にJOCを退職。スポーツコンサルティング会社を設立し、代表に。98年から五輪批評「スポーツ思考」(メルマガ)を主筆。https://genkina-atelier.com/sp/

東京五輪 ムダが跋扈する開会式にこそメスを入れるべきだ

公開日: 更新日:
2016年リオ五輪の開会式で入場行進する日本選手団(C)日刊ゲンダイ

 オリンピックの簡素化とは何か? 9月25日、IOC調整委員会は52項目の簡素化に大会組織委と合意した。参加する大会関係者の削減、サービス合理化、式典や会場装飾の削減、輸送効率化など、事務局の涙ぐましい努力が偲ばれるが、簡素化というより経費削減としか見えない。

■合意された… 

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