コロナでMLB大幅減収 年俸調停権を取得した大谷の値段は?

公開日: 更新日:

 エンゼルス・大谷翔平(26)が、厳冬を強いられそうだ。コロナ禍により、大リーグ機構(MLB)や全30球団とも大幅な減収に陥ったからだ。

 ドジャースの32年ぶり世界一から一夜明けた日本時間29日には、各球団のリストラが開始され、マリナーズ、ダイヤモンドバックスなど計6チームが、球団に選択権のある来季の契約を拒否した。マリナーズ・ゴードン内野手(年俸約12億5000万円)、ダイヤモンドバックスの右腕リーク(同18億8000万円)ら実績のある高給取りも含まれており、オフシーズン初日だけで14人も来季のオプションを破棄された。選手の移籍情報サイト「トレード・ルーモア」によれば、来季の選択権行使は11月1日が期限。今後も来季の契約を見送られる選手が続出する可能性があるという。

 MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーが20日、AP通信のインタビューで明かしたところによれば、レギュラーシーズンを60試合に短縮し、無観客で実施した今季は全30球団の損失が30億ドル(約3132億円)にも上るという。来季も、コロナ以前の収益回復は見込めないだけに、今オフは各球団とも、年俸総額の抑制、削減を図ると予想されている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状