著者のコラム一覧
山田隆道作家

1976年、大阪生まれ。早大卒。「虎がにじんだ夕暮れ」などの小説を執筆する他、プロ野球ファンが高じて「粘着!プロ野球むしかえしニュース」などの野球関連本も多数上梓。各種スポーツ番組のコメンテーターとしても活躍中。

阪神能見が今季限りで退団…「高校三羽ガラス」の逆転現象

公開日: 更新日:

 松坂世代の1学年上、1979年度生まれの野球人にとって、高校時代に名を馳せた投手といえば平安高校の川口知哉、水戸商業高校の井川慶、鳥取城北高校の能見篤史だ。当時、彼らは高校生左腕三羽ガラスと称され、97年のドラフト会議でおおいに注目されていた。

 その中でもっとも騒がれていたのは、4球団競合の末にオリックスからドラフト1位指名された川口だ。その年の夏の甲子園で平安高校を準優勝に導いた左腕エース。実績と知名度は3人の中で群を抜いており、その自信満々なビッグマウスぶりも話題となった。

 しかしプロ入り後の川口は故障や制球難に苦しみ、結局は一軍で1勝も挙げられないまま、2004年限りで引退した。

 次に、3人の中でもっとも早くプロで大成したのは97年に阪神から2位指名された井川だ。水戸商業高校時代は甲子園出場経験がなかったため、川口より知名度で劣っていたが、プロでは2年目に一軍初登板を果たすと、4年目には先発ローテに定着し、9勝13敗、防御率2・67を記録。その勢いのまま翌年以降は5年連続2桁勝利、03年には20勝を挙げて最多勝や沢村賞をはじめとする数々の投手タイトルを獲得するなど、00年代のプロ野球を代表する投手のひとりとして活躍した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    愛子さまが8月に伊勢神宮「式年遷宮」視察へ 将来は「祭主」を継ぐ可能性も

  2. 2

    阿部慎之助氏の巨人監督復帰が絶望的なワケ…親会社が断固として許さない暴力行為の重み

  3. 3

    バレーボールとビーチバレーで五輪4度出場 高橋有紀子さんは横浜で寿司屋の女将になっていた

  4. 4

    三山凌輝「裏切り愛」でも愛娘・趣里に離婚を勧められない水谷豊&伊藤蘭の悲痛

  5. 5

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  1. 6

    巨人橋上監督代行は本当に「今季限り」でいいのか…他球団から“引き抜き”に要注意

  2. 7

    これぞ維新クオリティー!「副首都法」成立直後に「同日選強行」断言…吉村代表が重ねた約束反故とデタラメ

  3. 8

    検察組織は落ちるところまで落ちた 東大法卒の「特捜部エース」が“ヒモ”とは…世の中真っ暗闇

  4. 9

    不倫疑惑報道の三山凌輝 要注意人物でも“不適切密会”に持ち込めてしまう「人たらし」の極意に迫る

  5. 10

    「ブルーカラー・ビリオネア」には到底なれない…60代の元ブルーカラーは今無職