フィギュア昨季女王コストルナヤにロシア“皇帝直伝”の秘策

公開日: 更新日:

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ・ロシア杯(モスクワ)が20日(日本時間21日未明)に開幕。男女のショートプログラム(SP)が行われ、女子では昨季のGPファイナルを制したアリョーナ・コストルナヤ(17)が78・84点で首位に立った。

 エリザベータ・トゥクタミシェワ(23)が74・70点で続き、アレクサンドラ・トルソワ(16)が70・81点で3位に入った。ロシア選手権2連覇中のアンナ・シェルバコワ(16)は病気のために欠場したが、昨季のGPファイナルで表彰台を独占した3人娘のうち、2人が順調なスタートを切った。

「ロシアの3人娘」は、表彰台独占を有力視される2022年北京冬季五輪に向けて、早くも本格的に動き始めている。コストルナヤ、トルソワの2人は今年に入り、幼少から指導を受けてきたエテリ・トゥトベリーゼ氏からコーチを変更。平昌五輪金メダルのザギトワ、同銀メダルのメドべージェワらを育てたロシアの女帝と袂を分かち、新たに「皇帝」の異名を持つエフゲニー・プルシェンコ氏の門を叩いた。

 コストルナヤが地元メディアのインタビューで明かしたところによれば、トゥトベリーゼ氏とは練習方針が合わず、ことあるごとに衝突。スケートがつまらなくなったため、選手の自主性を重視するプルシェンコ氏に師事したという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因