リバプール南野はほぼ戦力外…「残留か移籍か」ベターは?

公開日: 更新日:

 英プレミア・リバプール所属の日本代表MF南野拓実が、22日の第9節レスター戦に交代出場した。プレミア3試合ぶりのプレーとなったが、お呼びが掛かったのは後半44分。試合終了前の〈時間稼ぎ要員〉に過ぎない。

 ここ6試合は途中出場3試合、ベンチ出番なし2試合、ベンチ外1試合と戦力外扱いに近い状況にある。年明け1月の移籍マーケット解禁になると移籍報道が過熱すること必至だが、これから先、南野にとって「名門クラブに居残って各国代表エース級と練習や紅白戦を通してスキルを維持する」のがいいのか、それとも「欧州の中堅クラブに移籍して試合に出ることでレベルアップを図る」のがベターなのか?

「結論から言うとリバプールに残留して日々、高い意識を持って精進することです」と元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏がこう続ける。

「そもそもイングランド、ドイツなどの中堅クラブに移ったとしても、常時プレーできる保証はどこにもない。新天地で気負ってケガなどに見舞われる可能性もある。やはり慣れ親しんだ環境の下、レベルの高いチームメートとの毎日の練習から常に100%の力を出し切り、スキルアップと首脳陣にアピールを続けていくのが正しい選択だと思います」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘