リバプール南野はほぼ戦力外…「残留か移籍か」ベターは?

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 英プレミア・リバプール所属の日本代表MF南野拓実が、22日の第9節レスター戦に交代出場した。プレミア3試合ぶりのプレーとなったが、お呼びが掛かったのは後半44分。試合終了前の〈時間稼ぎ要員〉に過ぎない。

 ここ6試合は途中出場3試合、ベンチ出番なし2試合、ベンチ外1試合と戦力外扱いに近い状況にある。年明け1月の移籍マーケット解禁になると移籍報道が過熱すること必至だが、これから先、南野にとって「名門クラブに居残って各国代表エース級と練習や紅白戦を通してスキルを維持する」のがいいのか、それとも「欧州の中堅クラブに移籍して試合に出ることでレベルアップを図る」のがベターなのか?

「結論から言うとリバプールに残留して日々、高い意識を持って精進することです」と元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏がこう続ける。

「そもそもイングランド、ドイツなどの中堅クラブに移ったとしても、常時プレーできる保証はどこにもない。新天地で気負ってケガなどに見舞われる可能性もある。やはり慣れ親しんだ環境の下、レベルの高いチームメートとの毎日の練習から常に100%の力を出し切り、スキルアップと首脳陣にアピールを続けていくのが正しい選択だと思います」

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