データ重視 21人以上の打者と対戦させないドジャース理論

公開日: 更新日:

 この継投に場内はブーイングに包まれたが、しかし、そこで待っていたのは何の不満も見せずにほほ笑むカーショーとロバーツ監督の固いハグだった。ゲームプラン通り、ブレがなかったからだろう。

 これは後に行われた第6戦、スネルを交代したレイズのキャッシュ監督にも言えることだ。誰もが続投を予想した場面での交代だったが、これも当初のゲームプラン通り、スネルにも分かっていたはずである。エースのプライドよりデータを優先させたのだ。

 この2チームは継投のとらえ方にも似たところがある。

 リリーフとは救援、つまりピンチに陥っている投手を救援するという意味である。この2チームはしかし、そうは考えない。あまりにも崩れてしまった投手の後に投げる投手は文字通り救援だが、それまで好投している投手であっても勝つためにはあっさりと交代してしまう。特にプレーオフなどの短期決戦では、そのような継投が多く見られる。

 第2戦のドジャースの先発はゴンソリン。オープナーとしての起用だったが、ドジャースは近代野球でこのオープナーをワールドシリーズで取り入れた最初のチームとなった。しかも、そのオープナーを考案したチーム相手に……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る