阪神ドラ1佐藤輝明を早くも襲う“打撃にメス”の悪しき伝統

公開日: 更新日:

 阪神1位の佐藤輝明(21=近大)がプロの洗礼を浴びた。4日の紅白戦に白組の1番左翼でスタメン出場。3タコに終わった。

 ホロ苦いデビュー戦となった佐藤だが、フリー打撃では連日、持ち前のパワーを発揮するなど、大器の片鱗を見せている。

 矢野監督も紅白戦の結果を受けて、自分の形でスイングができていたことを評価。このまま多くの実戦経験を積ませ、開幕一軍デビューへの青写真を描いているのかと思いきや、阪神OBは「本当にモノになるのか、半信半疑なのが正直なところ。首脳陣の中にも、このままでは苦労するという声もあります」と、こう指摘する。

「問題は打撃の確実性です。相手投手に合わせることなく、自分のスイング、タイミングの取り方にこだわるのは悪いことではないが、プロでは簡単には打たせてもらえない。実際、新人合同自主トレでの打撃練習の時から芯でとらえた打球が少なく、ファウルになる打球が多い。フォームも上体に頼った打ち方に見える。長距離打者として不可欠な下半身の力強さや粘りがあまり見られない。今のままだと速い球に差し込まれ、変化球でタイミングを外されるでしょう」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状