マー君経済効果は黒田超え57億円 年俸9億円“ベラボー”一蹴

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「非常に大きな経済効果をもたらします」

 こう言うのは、関大名誉教授の宮本勝浩氏(理論経済学)。

 同氏は17日、楽天田中将大(32)がヤンキースから8年ぶりに楽天へ復帰したことで、本拠地のある宮城県にもたらす経済効果が年間約57億1697万円に上るとの試算を発表した。

 これは、黒田博樹が2015年にメジャーから広島へ復帰した際の約52億2582万円を上回る。前出の宮本氏は「田中さんはすでにグッズやシーズンシートの売り上げを伸ばしている。非常に人気が高い方です。黒田さんの時と比べても、インパクトは大きいとみています」と話す。

 実際、楽天のキャンプ地はコロナ禍にもかかわらず、多くの報道陣が田中の一挙手一投足を追い、その動向は連日、メディアで報道されている。復帰が決まった際には、ロイターなどの海外メディアも報じるなど、楽天の名前が世界中に発信された。それだけでも十分に宣伝効果を得られるわけだが、田中一人でこれだけ莫大な経済効果をもたらすのであれば、10億円規模の高額年俸であっても、十分に元が取れるはずだ。

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