大谷二刀流復帰に向けキャンプイン 170キロが期待大の根拠

公開日: 更新日:

 エンゼルス・大谷翔平(26)が日本時間18日、アリゾナ州テンピでキャンプイン。グラウンドでの密を避けるため、8人ずつのグループに分かれてメニューをこなし、大谷はキャッチボールやフィールディング練習の他、ウエート、ケージ打撃などで汗を流してバッテリー組のキャンプ初日を終えた。ブルペン入りはしなかった。

 マドン監督によれば、大谷はオフに投球動作を確認するなど万全の状態でキャンプを迎えたそうで、すでにストレートの最速は153キロをマーク。今後は投手としての調整を優先させるという。

 今季は二刀流として再びファンの関心を集めるに違いないし、球速でも全米を騒然とさせるのではないか。というのも、球速が増す条件が揃っているからだ。2018年10月に肘の靱帯を修復するトミー・ジョン(TJ)手術を受けてからは体幹や下半身強化、股関節の機能改善に継続して取り組んでおり、投手としてのコンディショニングは万全だ。

 フィジカルの不安が解消された上に、メジャー公式球が軽量化するのも球速アップにはプラスに作用する。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」