東京五輪の海外観客「4月末に判断」とIOC 開催姿勢崩さず

公開日: 更新日:

 そもそも東京五輪の開催可否はいつ決定するのか。何があっても強行するつもりか。IOC(国際オリンピック委員会)のデュビ五輪統括部長は24日、東京大会の海外からの観客受け入れ判断は「4月の終わりが適切」との見解を示した。同日開かれた理事会後の記者会見でバッハ会長が「4月か5月の初めには決めなければならないだろう」と語ったことを受けての発言。

 デュビ部長は「決定は可能な限り遅く、しかし遅くなり過ぎてはいけない。多くの制約があるので、4月の終わりが適切な時期だろう」と語った。また国内の観客と海外からの観客を分けて「2つのステップで決定を下すかもしれない」と付け加えた。

 一方、理事会では、2032年夏季五輪・パラリンピックの最優先候補地として豪州東部のブリスベンを選定し、本格的な協議に入ることを決めた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー