韓国女子バレー代表のいじめは事実も…怖いのはデマの流布

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 コロナ以上の注目度だという。

 韓国では、女子バレーボール界の美人姉妹が、中学時代のイジメをネット上で告発され、代表チームから無期限の追放処分を受けたことが大問題になっている。

 24歳の双子選手は、韓国代表として東京五輪の出場権獲得に貢献。美貌と実力を兼ね備えていることで国民的アイドルだったが、中学時代、チームメートに「汚い」と暴言を浴びせたり、暴力、恐喝、ナイフで脅かすなど、数々の「イジメ」を行っていた。2人はその事実を認め、今は人前に姿を見せていない。

 過去にイジメで人を苦しめたのなら、暴露や告発をされるのは仕方ない。だが、イジメ、不倫、万引など、根も葉もない噂を拡散される可能性もゼロではない。

「国内の東京五輪代表は全体の約2割しか決まっていない。ほとんどは3月から本格化する国内選考会で決定する。邪魔なライバルを蹴落とすため、選考会の前後に、イジメや万引など、実際にはないことをSNSなどで世間に広めるような悪いヤツが出てこないとも限らない。忘れてしまった人も多いだろうが、2017年にカヌーの選手が日本選手権でライバルの飲み物に禁止薬物の筋肉増強剤を混入し、それを飲んだ選手はドーピング検査で陽性となった。スポーツ界は、極めて悪質な一件に大きなショックを受けた。今はそんな選手がいるとは思いたくないが、五輪代表になるためなら手段を選ばない者が実際にいましたから」(競技団体関係者)

 ライバルとの戦いは試合だけではないのか……。

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