全試合ネット裏? 甲子園抜けて付近の練習試合をチェック

公開日: 更新日:

 球団のリストに載った兵庫のある工業高校の投手が大会期間中、練習試合を組んでいたのでチェックしに行くつもりだったけど、担当から「去年の秋からほとんど伸びていないし、そこまでの投手じゃない」と報告があったので視察は見送った。

■智弁学園の前川の打撃は一級品

 それにしても大会4日目の23日は注目選手が目白押しで大忙しだった。

 高校ナンバーワン投手の市和歌山・小園健太に始まり、続く2試合目は智弁学園(奈良)対大阪桐蔭戦。3戦目の広島新庄にしても投手2人がリストに載っていた。

 中でも智弁学園の前川右京外野手(左投げ左打ち)は高校通算30本塁打、1年時から4番打者として夏の甲子園に出場しているスラッガーだ。この日は5打席あって四球、二ゴロ、四球、四球、右飛。安打はなかったものの、5打席目の右飛は見応えがあった。風で押し戻されなければ、あるいはスタンドに放り込んでいたかもしれない。

 3四球は選球眼が良いというより、大阪桐蔭のバッテリーが警戒したがゆえだろう。勝負を避けているように見えた。

 足と肩はともかく、打撃は一級品だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「NHKの顔」だった元アナ川端義明さんは退職後、いくつもの不幸を乗り越えていた

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  4. 4

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  5. 5

    ウクライナ出身力士 安青錦がすべてを語った…単身来日して3年、新入幕で敢闘賞

  1. 6

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  2. 7

    奥さんが決断してくれた…元大関の小錦八十吉さん腎臓移植を振り返る

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  5. 10

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"