センバツ出場のエースにツバをつけてるメジャー球団がある

公開日: 更新日:

 さて、今回、センバツに出場している学校のエースに、メジャーのスカウトがツバをつけていると聞いた。本人はメジャー志向を公言、日本のプロ野球を経ずに直接、海を渡る勢いらしい。

■マイナーで淘汰

 どんな甘言に踊らされているのかは知る由もないが、米球界は右も左も分からない18歳がいきなり渡米してうまくいくほど甘い世界ではない。

 まずは、マイナーリーグの激しい生存競争で淘汰されてしまう可能性が高い。

 食事はだいぶ改善されてきたとはいえ、マイナーの環境は基本的に劣悪だ。グラブやスパイクをその辺に置いておこうものなら、あっという間にかっぱらわれる。恵まれない環境で育った選手たちがウの目タカの目。一日も早くステップアップしたいマイナーリーガーたちは、他人を蹴落としてでも競争に勝ち抜こうとする。

 18歳といえば、体も出来上がっていない。英語だっておそらく満足に話せないだろう。アタマも肉体も未熟な高校生がいきなり渡米して成功した例が皆無に近いのはある意味、当然なのだ。

 わたしは日本の高校生を直接、メジャー挑戦させることをよしとしないのは、それが本人のためでもあるからだ。獲得するのはあくまでもプロ野球を経て完成した選手だと考えている。

メジャーリーグ覆面スカウト)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    バタバタNHK紅白 高視聴率でも今田美桜、有吉弘行らMC陣は負担増「出演者個々の頑張りに支えられた」

  2. 2

    松山千春がNHK紅白を「エコひいき」とバッサリ!歌手の“持ち時間”に求めた「平等」の正当性を考える

  3. 3

    「将軍 SHOGUN」シーズン2も撮影開始 2026年は柄本明、平岳大ら海外進出する日本人俳優に注目

  4. 4

    ロッテ前監督・吉井理人氏が2023年WBCを語る「大谷とダルのリリーフ登板は準決勝後に決まった」

  5. 5

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  1. 6

    ロッテ前監督・吉井理人氏が佐々木朗希を語る「“返事もしなかった頃”から間違いなく成長しています」

  2. 7

    矢沢永吉ライブは『永ちゃんコール』禁止で対策も…B'z『客の大熱唱』とも通じる“深刻な悩み”

  3. 8

    《国分太一だけ?》「ウルトラマンDASH」の危険特番が大炎上!日テレスタッフにも問われるコンプライアンス

  4. 9

    巨人オーナーから“至上命令” 阿部監督が背負う「坂本勇人2世育成&抜擢」の重い十字架

  5. 10

    現役女子大生の鈴木京香はキャピキャピ感ゼロだった