大坂ストレート敗退「質低いテニス」世界1位返り咲き逃す

公開日: 更新日:

 テニスのマイアミ・オープン(米フロリダ州)は31日(日本時間1日)、女子シングルス準々決勝を行い、世界ランキング2位で第2シードの大坂なおみ(23)が、同25位のマリア・サカリ(25)にセットカウント0-2でストレート負け。昨年8月の全米ОP前哨戦W&Sオープンから続いていた連勝は23でストップした。

 大坂は過去の対戦で3勝1敗と分のいい相手に出はなをくじかれた。第1セット第1ゲームで40―0からブレークを許して主導権を握られる。ファーストサーブ成功率は35%にとどまり、わずか21分で6ゲームを連取された。第2セットも相手の勢いに押され、一時は4-1とリードしながら、5ゲーム連取されて約8カ月ぶりの黒星を喫した。「今大会はいいプレーができなかった。レベルの高い選手と対戦するには質の低いテニスだった」と大坂。

 世界女王アシュリー・バーティ(24=オーストラリア)の結果次第では可能性もあった世界1位返り咲きもならなかった。

 4月は赤土のクレーコートシーズンに入り、大坂は今月30日開幕のマドリードОPに出場する予定。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ