コロナ禍で奮闘すJクラブ<下>横浜マリノス・FC東京・鹿島 編

公開日: 更新日:

 7月のリーグ再開後は「デュアルスタジアム by LINE」という波戸康広、栗原勇蔵両OBによる試合に合わせた実況ライブを配信。「かなり反響がありました」と波戸氏も手ごたえをつかんでいた。

 11月には選手の裏側などを届ける「横浜F・マリノスLIVEチャンネル」という有料チャンネルを開設。今季は波戸・栗原両氏と会員がオンライントークできる特別企画を実施して、オンラインの活用範囲を広げている。

 横浜のようにイベント形式を少しずつ変えるクラブが多い中、FC東京は約1年前に始めた「青赤パークオンライン」を今もブラッシュアップしながら継続している。

 現在は公式YouTubeチャンネルを使って、公式戦の2時間前から試合後1時間の約5時間に及ぶ長丁場で配信を実施中だ。石川直宏、羽生直剛両OBの軽妙なトークもあって毎回1500人程度が視聴する。無観客開催となった5月1日の横浜戦は最大2000人超に達した。

 視聴者はコメント欄への投稿と同時にスーパーチャットでの投げ銭も可能。個々が投じる金額は数100円から数万円単位に上ることもあり、年間では500万円~1000万円程度になる模様。入場料収入激減の今は軽視できない金額と言える。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  3. 3

    年収1億円の大人気コスプレーヤーえなこが“9年間自分を支えてくれた存在”をたった4文字で表現

  4. 4

    浜田省吾の父親が「生き地獄」の広島に向ったA.A.B.から80年

  5. 5

    山尾志桜里氏は出馬会見翌日に公認取り消し…今井絵理子、生稲晃子…“芸能界出身”女性政治家の醜聞と凄まじい嫌われぶり

  1. 6

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  2. 7

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  4. 9

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  5. 10

    フジ親会社・金光修前社長の呆れた二枚舌…会長職辞退も「有酬アドバイザー」就任の不可解