コロナ禍で奮闘すJクラブ<下>横浜マリノス・FC東京・鹿島 編

公開日: 更新日:

 加えて、今季からは「めちゃコミック」を運営する㈱アタムスとスポンサー契約を締結。「コミック紹介コーナーも設けて、スポンサー露出も増やしています」とクラブ関係者も言う。この契約を軸に、さらなる広がりも期待できる。クラブとしてはサポーターと共有時間を増やすことによって、コロナ禍で失った見えない距離を少しでも埋めようと努めている。

■鹿島もインスタやTiktokなどを積極活用

 フリマアプリで知られる株式会社メルカリが親会社となった鹿島も、生観戦に代わる方策を積極的に模索している。

 FC東京同様、公式戦に合わせた「鹿ライブ」やクラブ経営陣とファンが交流する「鹿トーク!」、選手が着用した直筆サイン入り練習着などを出品するオンライントークショーなど幅広い展開に打って出ている。さらに、J観客の高齢化も視野に入れ、若者に人気のインスタグラムや動画アプリのTiktokなどを活用。若年層取り込みに注力する点も特筆に値する。

 一方、ロイヤリティーの高いファン層に着目するのが浦和だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々