コロナ禍で奮闘すJクラブ<下>横浜マリノス・FC東京・鹿島 編

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 加えて、今季からは「めちゃコミック」を運営する㈱アタムスとスポンサー契約を締結。「コミック紹介コーナーも設けて、スポンサー露出も増やしています」とクラブ関係者も言う。この契約を軸に、さらなる広がりも期待できる。クラブとしてはサポーターと共有時間を増やすことによって、コロナ禍で失った見えない距離を少しでも埋めようと努めている。

■鹿島もインスタやTiktokなどを積極活用

 フリマアプリで知られる株式会社メルカリが親会社となった鹿島も、生観戦に代わる方策を積極的に模索している。

 FC東京同様、公式戦に合わせた「鹿ライブ」やクラブ経営陣とファンが交流する「鹿トーク!」、選手が着用した直筆サイン入り練習着などを出品するオンライントークショーなど幅広い展開に打って出ている。さらに、J観客の高齢化も視野に入れ、若者に人気のインスタグラムや動画アプリのTiktokなどを活用。若年層取り込みに注力する点も特筆に値する。

 一方、ロイヤリティーの高いファン層に着目するのが浦和だ。

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