日ハム中田が一軍抹消…ショック療法か事実上の“戦力外”か

公開日: 更新日:

 栗山監督の下で故障以外では初めてだそうだ。日本ハム中田翔(32)が17日、一軍選手登録を抹消されたのだ。

 16日のソフトバンク戦はベンチ外。試合前練習も行わず、栗山監督は「体調不良」としていた。14、15日の同戦では8打数無安打5三振。最近5試合では16打数1安打で、打率.197の不振にあえいでいた。

 これまで打点王を3度獲得。昨季は自己最多の31本塁打をマークした主砲は今季、苦しいシーズンを送っている。

 先月7日のソフトバンク戦で三振を喫した後にベンチでバットを叩き割ったのがケチのつき始めだった。その後、転倒して右目を負傷。同22日のロッテ戦でスタメン落ちすると、同24日のオリックス戦は10年ぶりの7番。以降、打順は5、2、6番とたらい回しで、4番は定位置ではなくなっていた。

 要するに最下位に沈む栗山監督によるショック療法か。それで効果が出なければ、いよいよ引導を渡すことになるかもしれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    公明票消失で自民衆院「東京選挙区」が全滅危機…「萩生田だけは勘弁ならねぇ」の遺恨消えず

  4. 4

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  5. 5

    「自維連立政権」爆誕へ吉村代表は前のめりも、早くも漂う崩壊の兆し…進次郎推しから“宗旨変え”

  1. 6

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 7

    国民民主党・玉木代表「維新連立入り」観測に焦りまくり…“男の嫉妬”が見苦しすぎる

  3. 8

    自民「聞いてないよォ」、国民・玉木氏「どうぞどうぞ」…首相指名の行方はダチョウ倶楽部のコント芸の様相

  4. 9

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  5. 10

    「ガルベスと牛乳で仲直りしよう」…大豊泰昭さんの提案を断固拒否してそれっきり