ミケルソン全米プロ制覇 メジャー最年長V記録を塗り替える

公開日: 更新日:

 ギャラリーの熱狂的な大声援に後押しされるかのように10番は4メートルのバーディーパットをねじ込み2位に4打差と着々と逃げ切り態勢を整え、難ホールが続くインは37とスコアを1つ落としたが逃げ切った。

 メジャーは13年全英オープン以来8年ぶり6勝目。全米プロは05年大会以来2勝目。優勝賞金216万ドル(約2億3500万円)を手にした。

 だがミケルソンにはもっとでかい話が舞い込んでいる。100億円という「プレミアゴルフリーグ」参戦だ。

「サウジアラビアの投資家グループが、詳細は未定ですが知名度の高いプロ16人を集めて22年から新リーグを発足させ年間5試合行う計画です。その目玉プロとして支度金を用意してミケルソンに接触しています。知名度が高く勝てなくなってきたプロに声をかけているようです」(米ゴルフ事情に詳しい吉川英三郎氏)

 ただ、PGAツアーと欧州ツアーは「プレミアゴルフリーグ」に参加する選手はツアー出場資格を剥奪するという動きを見せている。世界のゴルフ界をリードするマスターズ委員会、全米ゴルフ協会(USGA)、全英ゴルフ協会(R&A)も歩調を合わせて新リーグ発足を認めない方針だ。R・マキロイ、B・ケプカ、J・ラームはすでに断ったという話も伝わる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲