森保Jジャマイカ戦直前中止 このドタバタは五輪でも起こる

公開日: 更新日:

 前代未聞のドタバタ劇である。3日に札幌で日本代表と親善試合を行うジャマイカ代表の来日メンバーが揃わず、JFA(日本サッカー協会)が1日、試合の中止を発表したのである。

【写真】この記事の関連写真を見る(15枚)

 ジャマイカ選手は総勢20人。国内組の10人は先月31日にアメリカ経由で来日して、現在は千葉に滞在している。来日できなかった10人は欧州組。オランダのアムステルダムに集合したが、出発前のPCR検査書類の不備などを理由に「10人中8人」の搭乗が拒否された。「義務付けられている試合の3日前・5月31日の来日は不可能」であることが判明し、代替試合として東京五輪に出場するU-24代表とのチャリティーマッチが決定した。

 今回の「ジャマイカ戦の中止」の報を聞いて一番、肝を冷やしたのは東京五輪の関係者だろう。「海外の五輪参加選手には出国前に2度のウイルス検査が求められているが、果たしてどこまで徹底させられるか。難しさを露呈した。強行開催への不安がまたぞろ増えそうだが……」とマスコミ関係者がこう続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景