渋野は今季トップ30ゼロ 米ツアーで影が薄くなるばかり

公開日: 更新日:

 成績不振の理由にオフに取り組んだスイング改造がある。トップの位置を低く、スイングプレーンがフラットになった。

「形ばかり気にして、以前のように思い切りのいい振りが見られなくなった。方向性を重視してのフェアウエーキープも大切ですが、メジャーの高速グリーンになると、短い番手でスピンをかけてボールを止めることが出来るかがスコアメークのカギになる。飛距離を犠牲にして、爆発力が消えてしまったように見えます」(米ツアー記者)

「ANAインスピレーション」で渋野のドライバー飛距離は263ヤード(パーオン率58.3%)。完全優勝のP・タバタナキット(21=タイ)は323ヤード(同84.7%)と大差をつけられた。

 19年全英では、距離の短いパー4でワンオンを狙うなど怖いもの知らずでドライバーを気持ちよく振り切ってメジャータイトルを獲得した。その時のプレースタイルが、いまの渋野には必要だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」