大谷の16号は花巻東の先輩・菊池への強烈ライバル心の証し

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 大谷翔平(26=エンゼルス)が中学3年生のとき、菊池雄星(29=マリナーズ)率いる花巻東が岩手県内の中学生に与えたインパクトは大きかった。準優勝のセンバツに続き、夏もベスト4に進出。大谷は菊池に憧れて花巻東に進学したことになっているが、実際は違う。中学の同級生に「高1で(菊池を)超えてやる」と話しているからだ。同じ環境で菊池を超えてみせると言いたかったのだろう。

 さて、日本時間6日のマリナーズ戦では、その菊池から先制の16号ソロ。対菊池はメジャー通算9打数4安打(打率.444)、2本塁打、2打点と打ちまくっているのも、強烈なライバル心があればこそか。

 なお、同7日のマリナーズ戦は「2番・DH」でスタメン出場し、2打数無安打2三振、3四球だった。

 前日の登板で右膝に打球を受けて降板を余儀なくされた菊池はこの日、通常通りチームの練習に参加。打撲と診断された患部の状態を確かめるように、キャッチボールなどで汗を流した。

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