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山田隆道作家

1976年、大阪生まれ。早大卒。「虎がにじんだ夕暮れ」などの小説を執筆する他、プロ野球ファンが高じて「粘着!プロ野球むしかえしニュース」などの野球関連本も多数上梓。各種スポーツ番組のコメンテーターとしても活躍中。

2位巨人と五輪で嫌な予感よぎるが…今年の阪神は2008年とは大きくちがう

公開日: 更新日:

 セ・リーグ首位を走る阪神と2位・巨人のゲーム差が徐々に縮まってきた。一時は最大8ゲーム差がついていたが、6月27日時点では2・5ゲーム差。シーズン中盤でこの差なら、まだまだ優勝の行方はわからない。

 阪神ファンにしてみれば、当然2008年の悪夢を思い出してしまうだろう。当時、岡田彰布監督が率いる阪神は7月9日時点で2位・巨人に最大13ゲーム差をつけて首位を独走していたものの、北京五輪をはさんだ後半戦に大失速して、最終的には巨人に歴史的な逆転優勝をさらわれてしまった。失速の最大の要因は、主砲の新井貴浩腰痛を抱えながらも北京五輪に出場した結果、帰国後に疲労骨折と判明し、そのまま戦線離脱したことだといわれている。

■2位巨人と東京五輪の存在で嫌な予感よぎるが

 ご存じの通り、今年も夏に東京五輪が予定されており、阪神からは防御率リーグトップの青柳晃洋、左のセットアッパー・岩崎優、扇の要・梅野隆太郎の主力3人が派遣される。08年の悪夢を知る阪神ファンにしてみれば、その五輪後に3人のパフォーマンスがどう変化するのか、今から気になるところだろう。とにかく、今の阪神はいくら首位を快走していたとしても、2位・巨人と東京五輪の存在が邪魔をして、ついつい嫌な予感がよぎってしまう。

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