大島康徳さんを中日の後輩が悼む 敵地のヤジに「なんだコノヤロー‼」と言い返す豪快さ

公開日: 更新日:

「1歳上の大島さんとは左中間を守った間柄。巨人阪神との試合では、厳しいヤジにさらされました。主砲の大島さんがナゴヤ球場の左翼スタンドへ豪快な本塁打を放り込むものだから、敵のファンは面白くない。メガホンが投げ込まれるのはかわいいもので、ボールやハサミまで投げつけられた。なぜか生きたヒヨコが飛んできたこともありました。それだけ打ったということ。30代半ばまで独身だったので、『結婚できないオオシマ!』とヤジられ、『なんだコノヤロー!!』と言い返していました。豪快な人でした。残念な気持ちでいっぱいです」

■監督時代も熱血漢として慕われる

 日本ハムの山田正雄スカウト顧問も「今年2月の沖縄キャンプで『どこへ行っても心配されるけど、がんなんてすぐ治っちゃった。山田さんの方こそ元気でいてね。来年は若い女の子でも連れてこようかな』と冗談を言うくらい元気だっただけに……」と声を沈ませる。

中日からトレードでやってきた当時、38歳のベテランだったにもかかわらず、年明けの自主トレには多摩川の河川敷グラウンドに誰よりも早くやってきて汗を流していたのが印象的でした」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは