横綱・白鵬のえげつないエルボー攻撃に面識あるプロレスラーもV祝福しつつ複雑なツイート

公開日: 更新日:

 “横綱相撲”にほど遠いとはこのことだろう。以前から、取り組みや振る舞いに品格がないと批判を浴びていた横綱・白鵬(36)がまたやらかした。

 18日、大相撲名古屋場所千秋楽で大関・照ノ富士(29)との全勝対決を制し、7場所ぶり45度目の優勝を果たした。だが、立ち合い、右ひじによるプロレスのエルボーのような強烈なカチ上げで、一瞬よろめいた照ノ富士に左右の大振りの張り手をかました。テレビで見ていても、強烈さが伝わってくるほど。白鵬が以前から得意とするラフ殺法が炸裂した。

 家族が見守る中での復活Vに、「ウォーッ」と雄叫びをあげるとともにガッツポーズで喜びを表現。6場所連続で休場し、今場所は進退を問われていただけに、<優勝への執念を感じた><気迫で勝った横綱らしい相撲>など、白鵬を擁護する声もあった。

 しかし、大相撲OBからは、非難の声が相次いだ。

 NHK大相撲解説者の舞の海秀平氏は、

「照ノ富士の顔面を狙って肘が飛んでいきましたね…余裕がないからああいう相撲を取る。勝利への執念といえば執念なんですけど見方を変えると、そこまでして勝ちたいかなという、そういう見方もしている人もいると思うんですよね」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  2. 2

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  3. 3

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  4. 4

    ドジャース内野手ベッツのWBC不参加は大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸のレギュラーシーズンに追い風

  5. 5

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  1. 6

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  2. 7

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  3. 8

    維新のちょろまかし「国保逃れ」疑惑が早くも炎上急拡大! 地方議会でも糾弾や追及の動き

  4. 9

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  5. 10

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方