IOCバッハ会長の凄まじい嫌われっぷり 広島訪問「警備費」県と市負担にネットで大ブーイング!

公開日: 更新日:

「警備の規模や範囲を協議する中、警備費用の負担を組織委に打診しました。確かに断られましたが、対立して拒否されたわけではありません。広報や行事など県と市、組織委でそれぞれ分担があり、警備費については組織委から『県と市でお願いできませんか』と言われ、3者が納得の上、負担することにしました。決して決裂したわけではなく、警備費以外の支出はありません」

 そもそも、県と市は東京五輪の開催が決定した時から、バッハ会長の広島訪問を働きかけていたという。

「本来であれば五輪期間中は、国内外を含め、たくさんの方が広島を訪問してくれたと思いますが、来られない方にも広島の非核の実像を伝えていただきたいという思いがありました。我々としてはバッハ会長の訪問を要望し続け、本人の意向もあり、今回、それが実現した。これまでも世界で影響力のある方に来てもらい、被爆の実像に触れていただきたいという活動を広く行ってきました。今回もその一環でした」(前出の担当者)

 しかし、バッハ会長が広島を訪問したのは「ノーベル平和賞狙い」のため、というのは知られた話だ。広島市長と被爆団体が「原爆が投下された8月6日に五輪選手が黙とうするようにしてもらいたい」と要望しても、冷たく一蹴している。

 広島県は警備費の負担に納得しているようだが、ネット上の怒りの声は、いかにバッハ会長が嫌われているか証明した格好だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「NHKの顔」だった元アナ川端義明さんは退職後、いくつもの不幸を乗り越えていた

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  4. 4

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  5. 5

    ウクライナ出身力士 安青錦がすべてを語った…単身来日して3年、新入幕で敢闘賞

  1. 6

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  2. 7

    奥さんが決断してくれた…元大関の小錦八十吉さん腎臓移植を振り返る

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  5. 10

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"