見えた大谷103年ぶり「本塁打王&2ケタ勝利」! 偉業に不可欠なエ軍若手野手陣の後押し

公開日: 更新日:

 二刀流に大台到達が見えてきた。

 エンゼルス・大谷翔平(27)が日本時間13日のブルージェイズ戦に登板し、6回を3安打2失点で7勝目を挙げた。投手として7月27日のロッキーズ戦から3連勝、メジャー4年目にして自身初の2ケタ勝利が見えてきた。

 これで大谷は5試合連続クオリティースタート(QS=6回以上を自責点3以内)。先発として最低限の役割をこなしてはいるが、試合後「上がってきている状態なのかなっていう印象なので、もっともっと思い切りよく体全体を使って、まだまだ行けるんじゃないかなとは思ってます」と白星の上積みに自信をのぞかせた。

 本塁打王のタイトルを獲得し、なおかつ2ケタ勝利を達成すれば、1918年のベーブ・ルース以来、103年ぶりの快挙となる。大谷が10勝に到達するためには自身のパフォーマンスに加えて若手野手陣のディフェンスも左右しそうだ。

 トラウト、レンドンの主力野手を故障で欠く打線は小粒ながら、守備は安定。この日も右翼アデル(22)ら若手野手が、抜ければ長打になりそうな当たりをダイビングキャッチするなどマウンドの大谷を守りでもり立てた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  1. 6

    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

  2. 7

    阪神・大山悠輔「5年20億円」超破格厚遇が招く不幸…これで活躍できなきゃ孤立無援の崖っぷち

  3. 8

    ポストシーズンの分配金が示す光と陰…一般職員の年収は約5万ドルで平均未満、“やりがい搾取”の一面も

  4. 9

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 10

    《門田博光の巻》「打撃の求道者」は練習方法もケタ外れだった…僕が地獄を見た“10分”の要求

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    大量にスタッフ辞め…長渕剛「10万人富士山ライブ」の後始末

  5. 10

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁