せっかく見つけた金の卵! 夏の甲子園に出た選手を“訳あり”で猛プッシュした

公開日: 更新日:

 実は担当する地区の高校生でひとり、これはってのがいた。売り出し中の若手とポジションも重ならない。甲子園には出られそうもないので、あらかじめ部長に猛プッシュ。練習試合まで見てもらったんだけど、「んー……」とクビをかしげて煮え切らない。

 こうなったら別の選手を探すしかない。先日のスカウト会議では、甲子園で見たある選手を「是が非でもウチが取るべきです」って声高に訴えたさ。その選手の担当スカウトが「どうかな……ドラフト4位か5位、下位まで残っていれば指名する程度の選手じゃないスかね」なんて言うから、「冗談じゃない! あれだけの選手は上位で指名しなけりゃ、取れませんし、その価値はありますって」と口角泡を飛ばしながら訴えたよ。

■まるで異なる評価

 担当の評価をうのみにしてたら、クロスチェックの意味がない。2、3年前のスカウト会議では、だれもが1位候補という野手を、「足も肩もいまひとつ。長距離打者という触れ込みですけど、フォームがよくない。木製バットでどうかと思うし、5位クラスじゃないですか?」なんて言うスカウトもいたほど。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る