<2>レイズは投手力の低下を中継ぎ陣の「細かい継投」で補った

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 今季、レイズの年俸総額は1543万ドル(約17億6000万円)で30球団中26位。トップのドジャースは1億5636万ドル(約178億3000万円)だから、ほぼ10分の1のカネしか使っていない。それでいて2年連続リーグ最高勝率をマークして、昨年はワールドチャンピオンまであと一歩のところまで行ったのだ。

 昨年から攻撃力の大幅なダウンはなかったものの、投手力は明らかに低下した。ベテランのモートン投手、サイ・ヤング賞左腕のスネル投手が移籍、エースに成長したグラスノー投手も8月4日にトミー・ジョン手術を受けた。

■選手を育てて有望株を獲得

 レイズは彼らの穴を埋めるべく、「細かい継投策」に舵を切った。

 先発投手ではなく、中継ぎ投手を補強。フロントの目は他球団にも向けられたが、主に自前でのやりくりを目指した。

 確かな目で選手を獲得して育成。メジャーで活躍して年俸の高騰が予想される頃になると、早々とトレードに出してその見返りに有望選手を獲得する。その情報収集力やデータ分析力には目を見張るものがある。

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