照ノ富士は全勝Vなら2300万円がっぽり…あの白鵬も苦悩した「一人横綱」の“重圧報酬”か

公開日: 更新日:

 苦労に見合った見返りならいいのだが……。

 初日から全勝街道まっしぐらの横綱照ノ富士(29)。24日も逸ノ城に反撃の隙を与えずにじっくりと料理し、唯一負けなしの11勝だ。

 先場所後に白鵬(現間垣親方)が引退し、今場所は名実ともに一人横綱。毎日結びで相撲を取っており、手にした懸賞も一番多い。11日目時点で獲得本数は今場所最多の235本。2位が貴景勝の103本と、倍以上の差をつけている。懸賞は企業がひいき力士個人に出すこともあるものの、最も多いのは結びの一番の指定だ。

 企業が懸賞に出す金額は1本7万円。そのうち、協会の経費や力士の所得税の積み立てなどで4万円が引かれ、その場で受け取れるのは3万円。つまり照ノ富士は現時点で235本×3万円、705万円もの現金をフトコロに入れている。

 横綱の月給は300万円。優勝賞金は1000万円だ。仮に懸賞の本数が最後まで同程度だとすると、全勝なら懸賞金は約1000万円。今月だけで約2300万円の実入りとなる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  2. 2

    7代目になってもカネのうまみがない山口組

  3. 3

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  4. 4

    福山雅治のフジ「不適切会合」出席が発覚! “男性有力出演者”疑惑浮上もスルーされ続けていたワケ

  5. 5

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  1. 6

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  2. 7

    DeNA藤浪晋太郎がマウンド外で大炎上!中日関係者が激怒した“意固地”は筋金入り

  3. 8

    収束不可能な「広陵事件」の大炎上には正直、苛立ちに近い感情さえ覚えます

  4. 9

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  5. 10

    吉村府知事肝いり「副首都構想」に陰り…大阪万博“帰宅困難問題”への場当たり対応で露呈した大甘な危機管理