キャバクラ通い朝乃山 厳罰招いたウソと大関復帰の可能性

公開日: 更新日:

 居並ぶ理事たちの前では反省の色を見せていたというが……。

 11日、相撲協会の臨時理事会で大関朝乃山(27)への処分が決定。次の7月場所から6場所出場停止と共に、6カ月間の報酬減額50%となった。さらに師匠の高砂親方(元関脇朝赤龍)も監督責任を問われ、3カ月の報酬減額20%だ。

 新型コロナウイルスの蔓延で協会が不要不急の外出を厳しく制限する中、朝乃山は何度もキャバクラに通っていたのだから自業自得。ちなみにそんな大関を育てた錦島親方(元大関朝潮)も緊急事態宣言中の飲み歩きが発覚し、同日、退職届が受理された。弟子が弟子なら、師匠も師匠である。

 昨年、朝乃山同様にキャバクラ通いがバレた阿炎が3場所出場停止。今回はその倍になった。

 親方のひとりは「大関という地位もそうだが」と、こう続ける。

「協会にウソをついたことも大きい。週刊誌でキャバクラ通いが報じられた直後、朝乃山は『事実無根です』の一点張り。協会幹部が『世間から何を言われようが、協会はおまえの味方だから』となだめすかし、『ウソだったら大変なことになるよ』と言っても主張を変えなかった。救いの手を差し伸べられながら、何度もはねのけた。それが携帯電話の位置情報で行動履歴がバレるや、『すいません、ウソでした』だからね。コケにされた協会は怒り心頭ですよ」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲