羽生結弦は全日本フィギュア出場へ ぶっつけ本番で「4回転半」挑戦か

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 右足首を故障していた男子フィギュアスケート羽生結弦(27)が、北京五輪代表選考会を兼ねた全日本選手権(23日開幕=さいたまスーパーアリーナ)に出場することが明らかになった。

 今季の羽生は右足靱帯を損傷して11月中旬のGPシリーズ第4戦NHK杯を欠場。同下旬の第6戦ロシア杯も回避した。日本連盟が重視する全日本選手権への出場が危ぶまれたが、練習拠点であるカナダに渡らず、日本で調整を続けて大会に間に合わせた。

 北京では五輪3連覇がかかるものの、本人は世界初となる「クワッドアクセル」(4回転半ジャンプ)の成功を「最終目標」と公言してきた。今季初戦となる全日本選手権ではぶっつけ本番で大技に挑むことになりそうだ。

■全日本欠場の紀平梨花は北京五輪絶望

 羽生同様、右足首を痛めていた女子のエース紀平梨花(19)は患部の回復が遅れて欠場が決まった。過去の世界選手権3位以内などの代表選考基準を満たさないため、初の五輪出場は絶望的になった。

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