新庄監督らしい“絵になる”プランだが…日ハムキャンプ「臨時コーチ8人招聘」の吉凶

公開日: 更新日:

 19日、12球団監督会議に出席した日本ハム新庄剛志監督(49)が2月のキャンプに関するプランを披露した。

 1つは「新庄ノート」だ。3カ月以上かけて自身の考えを記した「70~80ページ」の本を、キャンプ直前のミーティングで選手、スタッフに配布する。阪神時代の恩師である野村克也氏が阪神監督時代、自身の考えをまとめた冊子を配った。それに倣う形になった。

 もう1つは臨時コーチの招聘だ。新庄監督はプロ野球OBに限らず、走塁面などさまざまな部門のスペシャリストを最大8人招くことを明かした。

 臨時コーチの任期は長くてもキャンプの数週間に限られ、場合によっては1日だけということも珍しくない。しかも、専任のコーチからすれば、自分の持ち場を荒らされかねない、と身構えるケースも多々ある。

 阪神は昨年のキャンプでリーグワーストの失策数を記録した拙守の改善を図るべく、守備のスペシャリストだった元巨人の川相昌弘氏を招聘したが、2021年も失策数はリーグ最多。その前年の20年には先日野球殿堂入りした元中日の山本昌氏に臨時コーチを依頼。山本氏は特に制球難に苦しむ藤浪晋太郎を熱心に指導するも、藤浪は復活を果たせていない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  3. 3

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  2. 7

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  3. 8

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  4. 9

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」

  5. 10

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」