ジャンプ小林陵侑に「ピークは過ぎた?」の声 北京冬季五輪それでも「金」確実の根拠

公開日: 更新日:

 さらに岩瀬氏は続ける。

「北京には、師匠である所属先の葛西(紀明)兼任監督も入るので心強い。今は大きな修正点もなく、メンタルも安定しているので高いレベルを維持している。本人も金メダルしか頭にないでしょう。五輪の初戦は2月5日のノーマルヒル。長野大会は船木がノーマルヒル銀、ラージヒル金でした。最初のノーマルヒルで金をとるようなら、狙っているラージヒルの金も期待できます。最大のライバルはW杯総合優勝を争っている今季4勝のカール・ガイガー(ドイツ)だが、それより怖いのはコロナ感染です。小林は昨年6月に感染した。ワクチンを2回接種した後、11月にはフィンランドの検査で陽性反応が出て、10日間の隔離生活を送った。これから感染すれば北京五輪はアウトです。どれだけ気をつけても感染するやっかいなウイルスですから、それだけが心配です」

 小林は北京入り前の現地28~30日、ドイツ・ビリンゲンで混合団体と個人戦に臨む。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった