なでしこジャパンの気の毒すぎる待遇 米女子代表は賃金格差訴訟で和解金27億円

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 W杯1試合の勝利ボーナスは男子の場合は300万円、引き分けると150万円。だが、女子は「男子の10分の1」(サッカー関係者)という。

なでしこジャパンが11年W杯ドイツ大会で優勝した際、優勝ボーナスは選手1人当たり150万円でした。なでしこが国民栄誉賞を受賞するなど一大ブームとなり、さすがにJFA(日本サッカー協会)も看過することができず、特別ボーナスとして選手1人当たり600万円を支給しました。ちなみに4年後のW杯カナダ大会に準優勝した際の特別ボーナスは1人当たり350万円でした」(前出の関係者)

 なでしこジャパンの選手たちも「男子よりも世界大会で好成績を収めているのに賃金格差が甚だしい」と米国女子代表にならって訴訟を起こした場合、それなりの和解金をゲットできる可能性もあるだろうが、現時点では「訴訟に踏み込むような雰囲気はない」(関係者)。ただし賃金以外にも格差は大きく、待遇改善を求める動きは今後、出てくるだろう。

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