マスターズ連覇狙う松山英樹は5差19位タイ発進…首痛不安抱え“我慢のゴルフ”が続く

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【マスターズ】第1日

 攻めのゴルフができずもどかしいはずだ。

 前年覇者の松山英樹(30)は、3月の「アーノルド・パーマー招待」2日目に首痛が発症してからまともにプレーしていない。この日も痛みこそ出ていないが、患部を気にしながらのラウンドとなった。

 序盤はドライバーショットが右に曲がり、3番で初のボギー。その後は突風の影響もありアイアンの距離感も合わない。グリーンヒットが50%と苦戦する中、スコアを大きく崩さなかったのはアプローチのおかげだった。

 1番、4番、6番はパーセーブ。8番の第3打は20ヤードから2メートルにつけて初のバーディーを奪う。10番、17番、18番も1パットパー。第1打をクリークに落とした12番は、ドロップエリアからの第3打をピンそば10センチにピタリとつけボギーで切り抜けた。

 この日、松山の平均飛距離は287ヤード。首の故障でドライバーは100%の力で振り切れず、飛距離は20ヤード前後も落ちていた。前日とスタート前の降雨で重くなったグリーンは、2日目からは例年の高速グリーンに戻る。

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