T・ウッズが出場すればマスターズもウハウハ! 視聴率が跳ね上がり海外放映権料もガッポリ

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 しかし、「マスターズは自分にとって特別な試合」と言い、来年以降も出場し続ける可能性が高い。マスターズ委員会が喜ぶ理由がここにある。マスターズ委員会にとって、もっとも重要なのは、スポンサーとの契約金よりもマスターズそのものの注目度だ。

 全米オープン主催のUSGAや全英オープン主催のR&Aといったバックがないマスターズは、その権威を視聴率やオンラインの再生数などに頼っている部分がある。

 USGAやR&A、あるいは全米プロ主催のPGA・オブ・アメリカと対等以上の立場で、ゴルフ界をリードしているのは、他のメジャーよりマスターズのほうが注目度が高いからだ。

 ここ数年は視聴率低迷が続いており、昨年はウッズも欠場した。マスターズ委員会のゴルフ界での地位を低くしかねない一大事であり、それを救ってくれたのが今年のウッズだったと言える。

 すでに46歳と、シニア入り間近の年齢だが、まだまだ人気は高く、メジャーにはなくてはならない存在と言える。

(ゴルフライター・吉川英三郎)

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