“情の人”ソフトB藤本監督が主力に「憎まれ口」で荒療治 甲斐や千賀らにチクリの真意

公開日: 更新日:

 昨年までチームを率いていた工藤前監督は報道陣の前で選手の個人批判をせず、選手を大人扱い。それだけに新監督の口うるささが目立つ。とはいえ、藤本監督も感情的に選手を非難しているわけではなさそうだ。あるホークスOBは「今のチームには、それが必要だからです」と、こう続ける。

ソフトバンクは2020年まで4年連続日本一。そのせいで『俺らは強い』とおごりが出てしまっている部分もある。工藤監督の『大人扱い』も拍車をかけた。その結果が、昨季の4位。この巨大戦力で2年連続V逸はもってのほかだが、一度緩んだタガはなかなか直らない。チームは今のところ首位ですが、藤本監督はそれをわかっているからこそ主力にも苦言を呈しているのです」

 開幕戦に代打を送られた今宮が翌3月26日に3安打を打つと、「昨日外されて悔しかったんでしょう。僕を憎んでくれたらいい。憎まれ役ならなんぼでも買います」と、こともなげに話していたヒゲの指揮官。昨9日は先発のレイが完封勝利。荒療治がクスリになればいいが。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?