日本ハム福田俊は11試合連続無失点で勝ちパターン昇格! 恩師が太鼓判「ここ一番の胆力」

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 日本ハム新庄剛志監督(50)の期待は大きい。プロ4年目左腕・福田俊(25)のことだ。

 今季は中継ぎとして11試合登板し、投球回は9回3分の1ながら、いまだ自責点0で防御率0.00。先日のソフトバンク3連戦では勝ちパターンのリリーフとして2ホールドをマークした。

 この左腕、横浜創学館高から星槎道都大を経て2018年ドラフト7位で入団、プロ2年目の2020年には30試合に登板し、2ホールド、防御率3.26と一定の成績を残した。昨季は二軍暮らしが続いたが、ここにきて貴重なリリーバーとなりつつある。

■人生初の全国大会で初球から…

「メンタルが強くて物おじしないところが持ち味です」とは、星槎道都大時代の監督である山本文博・札幌国際大監督だ。

「福田が3年の秋、明治神宮大会出場をかけた地区代表決定戦のこと。DH(指名打者)制が解除されて投手も打席に立つこの試合で、福田はバックスクリーン直撃の本塁打を打ってのけた。普段は打撃練習をまったくしていないにもかかわらずです。投手としてはこの試合で完封勝ち。駒を進めた明治神宮大会初戦で先発を任せると、人生初の全国大会だったそうですが、ビビることなく初球からストライクを投げ込んだ。もともとケガが多く、肘を痛めたり足の骨を手術したりでリハビリに徹する時間が多かったが、その分、心が鍛えられた面もあると思います」

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