西武中村が2本塁打で試合決める 38歳“おかわりくん”は「球団の顔」まだやめられない

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 ホームランの「おかわり」で試合を決めた。

 西武中村剛也(38)が4日のオリックス戦で、サヨナラ弾を含む4打数2安打2本塁打の活躍。四回に2ランを放つと、九回には自身3年ぶりのサヨナラ弾でチームに勝利をもたらした。

 今季は61試合で打率.186、6本塁打、21打点。かつての「球界一の飛ばし屋」もケガと年齢に悩まされているが、球団にとって中村はまだまだライオンズの「顔」でいてもらわないと困る。

 なにせ、今オフは正捕手の森がFA宣言するかもしれず、来季は順調なら主砲の山川が国内FA権を取得。こちらも、権利を行使して移籍のウワサがある。仮に2人が流出ならば、いよいよもって球団の顔とも呼べる選手は中村と栗山くらい。いずれも38歳の大ベテランだが、背に腹は代えられない。

 中村は今季から年俸2億円の2年契約。昨季は打率.284、18本塁打、74打点と活躍した。復活して、いずれは「不惑の大砲」と呼ばれる日が来るかもしれない。

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