大谷翔平はエ軍消化試合でも全力プレー 「投打規定数Wクリア狙い」に金満球団ヤキモキ

公開日: 更新日:

「2ケタ勝利と2ケタ本塁打」を達成したばかりのエンゼルス・大谷翔平(28)。今度は史上初の規定打席(502)と規定投球回(162)の同時到達に注目が集まっている。

 エ軍のレギュラーシーズンは残り50試合。大谷の打席数は465で、残り37に迫っているが、問題は投球回数111回(11日現在)。フィル・ネビン監督代行の方針通り、中5日の登板で、残り9試合に6イニングずつ投げれば、165イニングとなり、ダブルでの規定数クリアとなる。

 二刀流ならではの偉業とはいえ、ここにきて大谷が疲弊しているのは明らかだ。ベーブ・ルースの記録に並んだ9日のアスレチックス戦では打球がすねに直撃し、痛みをこらえながら投げ続けた。7敗目を喫した3日のアスレチックス戦では右前腕部のけいれんを訴えて代打を送られた。最近は自打球も増えており、大谷の両足はあざだらけ。満身創痍でグラウンドに立ち続けているのだ。

■「さっさと休んで」が本音

 しかし、すでにエ軍はポストシーズン進出が絶望的。メジャーではレギュラーシーズン敗退が濃厚な場合、ベテランや故障リスクの高い選手を来季に備えて休ませることは珍しくない。大谷は消化試合でも最後まで全力を尽くそうとしているだけに、ヤンキース、メッツ、ドジャースといった金満球団が「故障しないか」と気を揉んでいるという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁の「清純派枠」を狙うのは"二股不倫報道”の田中圭と同じ事務所の有望株という皮肉

  2. 2

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  3. 3

    橋本環奈『天久鷹央の推理カルテ』コア視聴率も低迷…パワハラ報道前からあった"上げ底人気"疑惑

  4. 4

    趣里と三山凌輝に結婚報道…“希代のワル”羽賀研二を彷彿とさせる男の登場に水谷豊どうする?

  5. 5

    慶応幼稚舎の願書備考欄に「親族が出身者」と書くメリットは? 縁故入学が横行していた過去の例

  1. 6

    ベッキー不倫騒動が教訓 LINEはこうして筒抜けになる

  2. 7

    自民“裏金議員”西田昌司氏が沖縄戦に許しがたいイチャモン…次期参院選に推薦した公明は真っ青

  3. 8

    上智大は合格者の最大40%も…2021年から急増した「補欠合格」の現状

  4. 9

    人間の脳内のマイクロプラスチック量は「使い捨てスプーン」サイズ…8年前より1.5倍に増えていた

  5. 10

    嵐「解散ビジネス」で荒稼ぎの皮算用…総売り上げは500億に? 2026年5月に活動終了