阪神ドロ沼7連敗、しかも10試合連続エラーで失策数12球団ワースト…セ最下位もすぐそこ

公開日: 更新日:

 怒涛の猛追で1位球団を抜き去り、あっという間に阪神がトップに躍り出た──と言っても順位のことではない。今季の失策数だ。

 16日、阪神は今季2戦2完封とヤクルトをカモにしていた先発の青柳が、まさかの4回4失点KO。泥沼の7連敗である。

 しかも、この日は矢野政権下の2019年以来、ワーストとなる10試合連続エラーを記録。やらかしたのは、よりによって青柳だ。二回、無死一塁の場面で投犠打を処理するも、まさかの悪送球。72失策は12球団ワーストの惨状だ。

 この連続エラー記録が始まるまで、阪神の失策数はリーグ2位。毎日ポロポロとやり、セのトップだった巨人、12球団1位だった西武を風のように抜き去った。

 矢野監督は就任当初から「球際の執念が大事」「球際がウチの課題」と言い続けていたが、チーム失策数はもっか5年連続リーグワースト。一向に改善される気配がない。この日は守備に不安があると知りながら、一塁で起用したロドリゲスがフィルダースチョイスでピンチを広げた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 2

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  3. 3

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 4

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  5. 5

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  1. 6

    「台湾有事」発言から1カ月、中国軍機が空自機にレーダー照射…高市首相の“場当たり”に外交・防衛官僚が苦悶

  2. 7

    高市首相の台湾有事発言は意図的だった? 元経産官僚が1年以上前に指摘「恐ろしい予言」がSNSで話題

  3. 8

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  4. 9

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  5. 10

    高市政権の「極右化」止まらず…維新が参政党に急接近、さらなる右旋回の“ブースト役”に