五輪卓球金・伊藤美誠に何が? 国内3大会連続敗戦のウラ側と五輪選考めぐるゴタゴタ

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 とはいえ、国内での苦戦は、パリ五輪の選考ルールをめぐるゴタゴタも理由のひとつかもしれない。

 日本卓球協会は昨年9月、国内大会での成績を重視する独自の選考ルールに方針転換。伊藤はそれを受け、頑なに拒否してきたTリーグへの参戦を決め、海外を転戦するスタイルを変えた。

 これまで中国選手を中心に海外へ目を向けてきた伊藤にとって、手薄だった国内の対戦相手の研究や対策に苦心することもあるのだろう。

 今年7月、国際卓球連盟(ITTF)は世界ランクによって代表を決めると発表。日本協会の選考基準については、いまだにITFからの正式な承認を受けていないのが現状だが、万が一、承認を得られないような事態になれば伊藤はまたしても振り回されることになる。

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