原巨人に屈辱の最下位迫り、今オフ「チーム全解体」情報…不振の坂本まさかの外野配転も
巨人に屈辱が迫っている。
25日の最下位・中日との“裏天王山”3戦目は2-1。先発・戸郷が踏ん張ってなんとか2勝1敗としたものの、それでもゲーム差は2.5。予断を許さない状況が続いている。100試合以上消化しての最下位転落なら、1997年9月5日以来25年ぶり。最下位でシーズンを終えれば、75年以来47年ぶり2度目の屈辱となる。
そこで、巨人内では今オフ、原辰徳監督(64)がチームを解体するともっぱらだ。
■2014年にも大幅配置転換
そんな年が過去にあった。2014年シーズンにリーグ3連覇を達成したものの、CSで阪神に敗れ、日本シリーズ進出を逃した。この時、原監督は「来季はゼロからのスタート。一度チームを解体する」と宣言。リーグV3を牽引した主力に頼らないチームづくりをするという意味で、扇の要として長年チームを支えてきた正捕手・阿部を一塁コンバート。さらに澤村をリリーフ、西村を先発に回すなど、大幅な配置転換を断行した。