比嘉一貴が逆転Vも獲得ポイントは9.02…なぜ「日本ツアー」は世界から取り残されるのか?

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■それでも世界との差は開くばかり

「日本ツアーは世界の流れからすっかり取り残されてしまった。昔は米ツアー、欧州ツアー、豪州ツアーと肩を並べる世界4大ツアーの一員と呼ばれ、華やかな時代もありました。日本経済はバブル真っ最中で大会主催者もカネをふんだんに使ってビッグネームを招待できたし、尾崎将司、中嶋常幸、青木功ら人気プロ頼みのツアー運営でよかったので何の改革もしなかった。本来なら若手を発掘したり、コース設定を厳しくしてプロのレベルアップを目指したり、賞金額を増やすなど、ツアーを魅力あるものにすべきだったのに怠った。そんなツケがスター選手がいなくなって一気に露呈してしまい、今では米下部ツアーよりも評価は低くなってしまった」(評論家・宮崎紘一氏)

 勝った比嘉はアジアンツアー、韓国ツアーのシード権も手に入れた。国内にとどまらず、すぐにでも世界に目を向けるべきだ。

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