今季5勝の西郷真央は失速、山下美夢有は好調…真夏のメジャーで活躍した2人なぜ明暗?

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 西郷真央(20)がおかしい。

 7月のエビアン選手権は優勝したB・ヘンダーソンに2打差の3位で国内ファンを沸かせたが、続く全英女子オープンは決勝へ進めず肩を落として帰国。国内ツアー復帰後の3試合は、20位、予選落ち、18位。今大会も2日目まで首位に8打差の通算1アンダー43位タイ。最近は開幕10試合で5勝を挙げたときの勢いはなく、メルセデスランキングのトップを山下美夢有(21)に譲った。

 対照的なのは、全英女子で国内ツアーから参戦した日本勢でトップの13位と健闘したその山下だ。帰国後は2試合連続2位。先週も優勝スコアに3打及ばずの7位。この日は69で回り、通算9アンダーでトップタイに並んだ。

 西郷の失速は予選落ちした全英に原因があると見る向きもある。会場は強い海風と硬いフェアウエーとグリーンが特徴のリンクスだ。風でスイングテンポが早くなったり、フェアウエーに着弾したボールが必要以上に転がり、400ヤード超のホールで第2打をショートアイアンで打つケースもあり、海外メジャーでコースマネージメントに苦労した。

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